# 『ファミリー・ツリー』(2011年、アメリカ) 試写会
2012.05.12 Saturday
マット・キング(ジョージ・クルーニー)の職業は弁護士、
そしてカメハメハ大王の末裔でカウアイ島に広大な土地も持っている。
社会的には成功している彼だが、妻が事故で昏睡状態になったことをきっかけに
家族間の様々な問題が浮き彫りに。
死にゆく妻が、実は浮気をしており離婚まで考えていたこと。
長女は高い私立高校に通わせているのに不良三昧、
小学生の次女は、宇宙人のような存在で接し方がわからない。
さらに土地の売却問題も彼にかかっている。
売却することによって親戚たちにお金を分配することができる、
しかしみんなが楽しめる自然を壊してしまってもいいのか。
マット、いっぱいいっぱい....。
冒頭、マットがつぶやく。
「ハワイに住んでいたら毎日マイタイとサーフィン三昧だろう!って
羨ましがるけれど、サーフィンなんか15年もしてない。」
ハワイが舞台だが、これみよがしな「ハワイよいとこ」的アピールはない。
しかし、シリアスなテーマなのに風通しがいい印象を受けるのは、
やっぱりハワイが舞台だからか。
ジョージ・クルーニーのあたふたしつつ、一生懸命な姿が素敵だった。
妻の浮気を知って、友人の家までバタバタと必死に駆ける姿にはおかしみがあり、
義父の「妻はいい子だった。全部お前のせいだ。」という一方的な叱責に
グッと我慢する姿には男らしさを感じた。
長女アレックスのキリッとした美人さや、次女スコッティの自然な演技、
アレックスの友人シド(ジャック・ブラック似!)の現代っ子ぷりもとても良かった。
最初は邪魔がられていたシドだけど、しっかりマットの支えになっていたよなぁ。
あと、ちょっとしか出て来ないけどスコッティの同級生の妙に冷めた女の子とか。
配役が上手かった。
感動的な場面をあえて抑制しているところが、私の好みに合っている。
最後のシーンのさりげなさがとても好きだ。























































